1年のまとめとはいかないまでも、2014年を締めくくるに相応しいニュースかも。
大槍葦人氏がTwitterでも言及していましたのでご存知の方も多いかもしれませんが、Littlewitchの美少女ゲーム『少女魔法学リトルウィッチロマネスク』の英語版"Girlish Grimoire Littlewitch Romanesque"がSteamのGreenlightに登場、そのわずか十日あまりの後にGreenlit(Greenlightを通過≒リリース待ち)の状態となりました。
Greenlightへの登録者は、これまでニトロプラスなど数多くの日本の美少女ゲーム英語版を手がけているJAST USA。この『Girlish Grimoire Littlewitch Romanesque』自体、JAST USAからダウンロード版がリリースされており、時系列を整理すると…
・12月17日:Girlish Grimoire Littlewitch RomanesqueがSteamのGreenlightに登場
・12月22日:Girlish Grimoire Littlewitch Romanesqueのダウンロード版がJAST USAよりリリースされる
・12月29日:Girlish Grimoire Littlewitch RomanesqueがSteamのGreenlightを通過
※日付は米太平洋標準時(…で正しい筈)
といった感じです。
なおSteamでは既に、OVERDRIVEなど数多くの日本の美少女ゲーム英語版を手がけるMangaGamerや、同人作品なども幅広く手がけるSekai Project、(先月の記事のスクリーンショットにだけ映っていましたが)『この大空に、翼をひろげて』の英語版"If My Heart Had Wings"を手がけたMoenovelといった企業/団体が日本で製作されたビジュアルノベルの英語版をリリースしています。
Steamへの参入という意味では、もっとも昔から日本の美少女ゲームの英語版を手がけてきたJAST USAが一番最後となってしまった訳ではありますが、12月後半のこの動きを見るに、いろいろと準備を重ねてきた様な印象を受けます。
これをもって、来る2015年、「日本の美少女ゲーム英語版の主戦場はSteamへ!」…という時代に突入するかどうかまではわかりませんが、1年後のホリデーセールはビジュアルノベルファンにとっても要チェックとなりそうです。
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